🚀未来予測
当たらないからこそ価値が出る、想像上の未来カタログ。
全 50 件
2200年、自宅の重力を選択購入できる時代が来る
2200年代、人類は自宅の重力を選択して購入できるようになるとされる。標準は地球重力だが、月重力プラン、低重力ジャンプ補助プランなど多彩な選択肢が用意される。子どもがいる家庭では誤って無重力プランを選び家具が浮く事故が報告される予定。
2150年、月面コンビニの初号店が開店する
2150年代、月面にコンビニエンスストアの初号店が開店するとされる。地球からの観光客と長期滞在者向けで、24時間営業ながら昼夜の概念が曖昧なため、店員は地球時間で勤務する。月限定商品として『月面饅頭』がヒット商品になる予定である。
3000年、人類は朝食に2時間かける文化を再評価する
3000年頃、栄養カプセルに頼り切った人類は、朝食に2時間かけて家族と食卓を囲む伝統食文化を改めて評価する。古典として再ブームを起こし、ゆっくり食べることが新たな贅沢として広まる。何度も繰り返される回帰現象の一つとなる。
2400年、雨は地域住民の予約制になる
2400年代、気象制御技術が成熟し、雨は地域住民が事前に予約して降らせる仕組みになる。週末のレジャーや農業のスケジュールに合わせて柔軟に調整できるが、予約が集中する時期は抽選になり、外れた地域は乾燥が続く。雨予約争奪戦が新たな社会問題となる。
2500年、家具は使用者の動作で形を最適化する
2500年代、家具は使用者の動作パターンを学習して自動的に形を最適化する機能を持つ。座り方の癖に合わせて椅子の硬さが変わり、寝相に合わせてベッドの形が変わる。形が固定された家具は『古典家具』として骨董価値を持つようになる。
2300年、ペットの寿命は遺伝子調整で平均30年に延びる
2300年代、ペットの寿命は遺伝子調整技術により平均30年まで延びる。犬や猫が飼い主と共に老いていく時代が来ると同時に、長生きするペットの世話が新たな社会課題となる。ペットの介護福祉制度が整備される。
2250年、海中都市の人口が陸上都市の3割を占める
2250年代、海中都市の人口は陸上都市の約3割に達する。気候変動による陸地の減少と人口圧力により海中居住が現実化し、透明ドーム都市が世界各地に建設される。海中ならではの観光業も発達し、新婚旅行の定番先となる。
2350年、空中庭園が一般家庭に普及する
2350年代、住居の上空に浮かぶ空中庭園が一般家庭にも普及する。重力制御で空中に保たれた庭で植物を育てるのが流行し、隣家の庭園と高さが揃わないことを巡る微妙な近所トラブルが新たな社会問題となる。
2120年、わざと遅い『スロー移動』が贅沢となる
2120年代、瞬間移動技術が普及した反動で、わざと遅い『スロー移動』が贅沢として流行する。窓から景色を眺めながらゆっくり目的地に向かう時間が『時間を持つ余裕』の象徴とされ、富裕層に人気となる。
2600年、人類が知覚できる色の数が1色追加される
2600年代、人類は知覚拡張技術により、これまで認識できなかった新しい色を1色追加する。名前の候補は数千件提案され、最終的に投票で決定される。新色を見られない世代との見え方のギャップが新たな世代論争を生む。
2700年、味覚に『第六の味』が公式認定される
2700年代、五味(甘・酸・塩・苦・旨)に加えて『第六の味』が公式に認定される。名称は議論の末に決まるが、日常会話で使いこなせる人は少なく、しばらくは料理評論家の専門用語として留まる。普及には100年かかる。
2400年、夢を録画する技術が個人内利用限定で開発される
2400年代、自分の夢を録画する技術が開発されるが、プライバシー保護のため再生は本人のみに制限される。朝起きて昨夜の夢を見直す習慣が広まり、寝る前に『今夜は何を録画しよう』と意識する人も増える。
2500年、誕生日は本人の希望日に変更可能になる
2500年代、誕生日は固定ではなく本人の希望で別の日に変更できる制度が一般化する。多くの人が好きな季節や祝祭日に合わせて誕生日を引っ越しさせるが、年に1回しか変更できないルールがあり、選び方には慎重さが求められる。
2300年、雲を整形して名前をつけるサービスが流行する
2300年代、空に浮かぶ雲を希望の形に整形して名前をつけるサービスが流行する。プロポーズや誕生祝いに使われ、ハート型雲が定番だが、アヒル型や好きなキャラクター型のオーダーも人気となる。風で形が崩れる前に写真を撮る技術が必要である。
2900年、月の表側に文字が書ける時代が来る
2900年代、月の表面に巨大な文字を書く技術が開発される。地球から肉眼で読めるサイズの広告や記念メッセージが登場し、夜空の景観が大きく変わる。書き換えに巨費がかかるため、書かれた内容は数十年残り続ける。
2150年、自宅の照明が部屋の気分を察知して色を変える
2150年代、自宅の照明は部屋にいる人の気分を察知し、自動で色温度や明るさを変える。リラックスしたい夜は暖色、集中したい時は冷色など、本人より先に必要な照明を提供する。気分を間違って暖かすぎる照明にされ、逆に苛立つこともある。
2200年、料理は香りだけで完結する選択肢が登場する
2200年代、味わいたい料理の香りだけを摂取して満足する選択肢が登場する。カロリーゼロで満足感を得られる手段として人気を集めるが、噛む快感は得られないため、伝統的な食事派と並行して文化が分かれていく。
2400年、結婚式はアバター参列が主流になる
2400年代、本人が現場にいなくてもアバターで参列できる結婚式が主流になる。新郎新婦の本体は別の場所で食事を楽しみながら、自分の式を中継で見守るのが一般的になる。式後の感想戦が本人たちの楽しみとなる。
2300年、徒歩風の遅さの宇宙旅行が高級プランとなる
2300年代、瞬間的な宇宙旅行が一般化した反動で、わざとゆっくり進む徒歩風の宇宙旅行が高価な体験として価値を持つ。1か月かけて月まで進むツアーなどが人気で、流れる星々を眺める時間が贅沢とされる。
2250年、地下都市の人口が陸上都市を上回る
2250年代、地下都市が居住空間として広がり、人口が陸上都市を上回る。地上より静かで暗いことが『集中しやすい環境』として評価され、書斎や創作スペースとして地下を選ぶ人が増える。光と音が制御された落ち着いた生活様式が新たな魅力となる。
2500年、本は『触る』形式が主流になる
2500年代、本の楽しみ方は文字を読むことや音声で聴くことを超え、表面に触れて内容を感じ取る形式が主流になる。指先から流れ込む情報量は文字の数倍とされ、読書という行為そのものが感覚的な体験に変わる。
2600年、宇宙人との初接触はオンライン会議で行われる
2600年代、地球外知的生命体との初接触はオンライン会議の形で行われる。お互いの安全と利便性のため、対面は数年後に持ち越される。最初の挨拶のあと長い沈黙が流れ、両者ともに気まずさをこらえたまま会議を終える。
2400年、人類の平均身長は今より3cm低くなる
2400年代、人類の平均身長は現代より約3cm低くなる傾向が続く。生活様式の変化で大きな体である必要が薄れ、効率的なサイズに収束していく。背の高い人は希少として尊敬を集める時代が来る。
2300年、人工知能に労働権が認められ週末は休む
2300年代、人工知能は労働権が認められ、週末はしっかりと休むことが義務付けられる。月曜の朝は再起動と挨拶からスタートするのが慣習となり、AIから『おはよう』と先に言われることが普通の朝の光景になる。
2700年、深海ホテルが世界中で流行する
2700年代、深海に浮かぶホテルが世界中で流行する。水深3000mの暗黒の中で発光生物を眺めながら過ごす時間が至高の贅沢とされ、宿泊客は1日中窓辺から離れない。圧の音が子守唄となり、不眠症が劇的に改善する。
2150年、植物との簡単な対話が可能になる
2150年代、植物との簡単な対話を可能にする技術が開発される。観葉植物に『今日はどう?』と話しかけると返事が返ってくるが、内容は天候や水やりへの感想など実用的なものに限られる。哲学的な議論はまだ難しい。
2200年、雨はユーザーが降る場所を選べるようになる
2200年代、雨は降る場所をユーザーが選べる仕組みになる。スキー場やイベント会場には大量に、住宅街には控えめに、と細かく調整される。雨見を楽しみたい人は申請して庭にだけ雪を降らせることも可能になる。
2300年、忘れ物は自動で持ち主のもとに戻る
2300年代、すべての持ち物にタグが内蔵され、忘れ物は自動で持ち主のもとに戻る。電車に置き忘れた傘も翌日には自宅に到着しており、忘れ物探しという行為が消滅する。代わりに『あえて忘れる』需要が生まれる。
2400年、家屋が季節ごとに自分で形を変える
2400年代、家屋は季節ごとに自分で形を変える。夏は風通しの良い構造、冬は熱を逃がさない密閉構造に自動で再構築される。住人は家のフォルムの変化を季節の風物詩として楽しむが、家具の配置を毎度変える手間が発生する。
2500年、人類はバナナを公式の通貨単位として採用する
2500年代、世界共通通貨としてバナナが公式に採用される。可食であり、おおよその価値が分かりやすく、交換も容易という理由で選ばれる。給与は『月給バナナ300本相当』と表記され、銀行はバナナの保管と熟成に追われる。
2600年、髪の色を朝の気分でその日のうちに変えられる
2600年代、髪の色は朝の気分でその日のうちに変更できる技術が普及する。月曜は青、金曜は赤など曜日で決める人もいれば、相手に合わせて色を変える人もいる。本人の本来の色は記録に残されるが、忘れる人も増える。
2350年、月面マラソンが世界大会の定番になる
2350年代、月面で開催されるマラソン大会が世界大会の定番となる。低重力で大きく跳躍する独特の走り方が要求され、地球での記録とは別の体系で競われる。月面マラソン選手は専用のフォームを身につける必要がある。
2400年、地球の自転速度を人類が0.001%単位で調整できる
2400年代、地球の自転速度は人類の合議で0.001%単位で調整できるようになる。1日の長さを24時間より少し長く、または短くする提案が定期的に行われるが、合意形成が難しく、ほとんど現状維持で落ち着く。提案だけは活発である。
2700年、感情はファイル形式で保存・再生可能になる
2700年代、人間の感情はファイル形式で保存し、後から再体験できるようになる。幸せな瞬間を保存しておいて落ち込んだ日に再生する使い方が一般化する。ファイルが破損すると感情が二度と思い出せなくなるリスクもある。
2200年、新聞は読者ごとにオーダーメイド内容で発行される
2200年代、新聞は読者ごとにオーダーメイドの内容で発行される。同じ朝刊でも家族間で記事の構成がまったく違うため、家族間の会話で『今日の新聞によれば』が通じなくなる現象が起きる。情報の個別化の極致である。
2500年、夜空に新しい星座が3つ公式に加わる
2500年代、人類が宇宙進出した記念として、夜空に新しい星座が3つ公式に加わる。投票で名称が決まり、子どもたちの教科書も改訂される。古典的な星座は残されるが、新参の星座も同等の扱いを受けるようになる。
2300年、家のドアが家族構成を覚えて開閉時間を最適化する
2300年代、家のドアは家族構成を覚え、各人の出勤・帰宅時刻に合わせて開閉時間を最適化する。誰がいつ出てくるかを予測して数秒前に開く配慮までこなす。たまに予測を外し、空のドアが虚しく開くこともある。
2400年、宇宙ステーション観光は1泊2日が標準プランになる
2400年代、宇宙ステーション観光は1泊2日が標準プランとして定着する。地球の出と地球の入りを各1回ずつ眺められるパッケージで、修学旅行先の定番にもなる。地上の中学生が宇宙の感想文を書く時代が来る。
2150年、ペットも飼い主と曜日交代で休暇を取れる
2150年代、ペットの福祉が向上し、飼い主と曜日交代で休暇を取る仕組みが導入される。週に1日はペット専用施設で過ごし、自分の時間を確保できる。飼い主側もその日は寂しさを感じるが、健全な関係維持に必要とされる。
2600年、料理レシピは香りファイル形式で保存される
2600年代、料理レシピは文字や写真ではなく、完成品の香りそのものをファイル形式で保存するのが標準になる。香りファイルを再生しながら調理することで、目指す香りに向かって調理できる。文字レシピは古典として図書館に残る。
2900年、人類が小惑星を観葉植物のように育てる
2900年代、人類は宇宙空間で小さな小惑星を観葉植物のように育てる趣味を持つようになる。自分の小惑星を磨いて美しい形に整え、定期的に軌道を調整する。小惑星品評会が開催され、美しさで順位がつけられる。
2300年、寒さと暑さを部屋ごとに細かく調整できる
2300年代、家の中では寒さと暑さが部屋ごとに細かく調整可能になる。同じリビングでも家族それぞれの席周りで温度が異なり、冷たい飲み物派と温かい飲み物派が同じテーブルで快適に過ごせる。個別最適化された空調社会である。
2500年、複数人で共有する夢の中で会議ができる
2500年代、複数人が共有する夢の中で会議を開ける技術が開発される。睡眠中に仕事を進められる便利さがある一方、夢らしい不思議な展開で議題が脱線することも多く、議事録作成が難航する。会議の作法も新たに確立される。
2700年、宇宙のゴミが観光資源として再評価される
2700年代、軌道上に蓄積していた宇宙のゴミは観光資源として再評価される。歴史的な人工衛星の残骸を巡るツアーが人気となり、それぞれのパーツに当時のロマンが宿る存在として愛される。掃除と保存のバランスが議論される。
2400年、誕生日プレゼントが過去の自分から届く
2400年代、時間差配送技術により、誕生日プレゼントを過去の自分が未来の自分に贈れる仕組みが普及する。10年前の自分が今の自分に贈ったプレゼントを開封する瞬間は感慨深く、当時の選択センスに笑ったり呆れたりする。
2200年、図書館の本が読者の感想を蓄積する
2200年代、図書館の本はそれを読んだ読者の感想を蓄積する機能を持つ。借りた本を開くと過去の読者の感想がうっすら浮かび上がり、同じ作品をどう読んだかが見える。読書が個人的な体験から共有的な体験へと変わる。
2350年、人間の手で作る料理が文化財として保護される
2350年代、自動調理が普及してもなお、人間の手で作る料理は文化財として尊重される。料理人は伝統工芸の職人と同等に扱われ、その手さばきは美術品の制作のように鑑賞される。修行に入る若者は誇りを持つ。
2500年、地球が1年に2回まとめて季節を切り替える方式が試験導入される
2500年代、気象制御技術により、地球は1年に2回まとめて季節を切り替えるダイジェスト方式が試験導入される。春夏秋冬を半年ずつに圧縮することで季節感が薄れる懸念があり、結局は従来方式に戻される。
2600年、月の裏側にも住宅地が広がる
2600年代、月の裏側にも住宅地が広がる。地球からは見えない静かな環境を求める人々に人気で、表側の喧騒を避けたい層が移り住む。裏側住人は地球の姿を見ることがほぼないため、地球を懐かしむ独自の文化が生まれる。
2300年、未来予測の本は当たらないことに価値が出る
2300年代、未来予測の本は当たらないこと自体に価値が見出される。『何が外れたか』を分析することで人類の予想の傾向や願望が見えてくるためで、図書館では『外れた予言』コーナーが特に人気を集める。